地味にシンドイ!広告代理店ボーイ

時事ネタ

移動中に人身事故に巻き込まれ電車内で立ち往生中でヒマだったので、時事ネタについて書きなぐってみた。

Dの新入社員だった女性が自らの命を絶つという大変痛ましいニュースがメディアで取り出されております。ジブンも20年近く同じ業界の底辺にある広告代理店に社畜として働いてきたので、気持ちがわかる!なんてことを言いたくなったわけではないが、流出してるSNSの内容から一言言うならば、これは上司(チームリーダー)の問題が強いのでは?と思います。長時間労働や環境など様々な要因があれど、業界・企業といよりは人の問題よりじゃないかと。自分の実体験ではそのイメージが強い。ただ本当のことはどういう仕事内容でどういう経緯でそうなったのかは同じチームでやってる人しかわからないんじゃないかと思います。真相は闇の中。

広告業界におけるダメリーダーの典型はいわゆる丸投げ上司。仕事を部下に丸投げして自分は提案までの準備は一切やらない人。その中でもどうしようもないのが、打ち合わせに同行させない上司。サボる時間が無くなるのが嫌なのか、空アポなんか知らんが、やたら1人で訪問したがる。感度の低いダメダメフィルターを通してアウトプットするもんやから、そもそもの方向性やコンセプトがクライアントの意向と程遠い提案となり、そんな提案が通るわけもなく、関わった人の時間と努力がムダになるケースが多発。コンペ負けしようもんなら企画やデザインが悪いと怒鳴り散らすタイプはマジ糞。マネジメントができない上司もかなり迷惑。単純に仕事の分配が下手くそで、無能な上司の為に優秀な部下が身を削ってフォローしないといけない感じのやつ。あとは単純にいじめ、いびり系かな。

彼らダメダメリーダーの共通部分としては部下が辞意を伝えてもなかなか辞めさせてもらえない(上長へ報告しない)。自分の監督責任が問われるので、その個人のことを思ってではなく、自己保身が一番なのである。

まー、これはどこの業界(会社)でも同じかな。就職先だけでなく、配属先の上司次第でその先の人生を左右するターニングポイントになる。

本当の正解はない

広告代理店=長時間労働はさけて通れないと思います。ジブンも入社1年目は毎日8時出勤〜終電コース、時には徹夜。今思い出しても過酷・・・やってもやっても終わらない地獄のような日々。
きりが良いところで帰ればええやん!と思うが、キリが良くならないんである。

なんでか?

「正解」がないから。

広告代理店の仕事の本質はクライアントの課題解決。

課題はモノが売れない、社運をかけた製品をド派手にDEBUTさせたい、このサービスを普及させシェア1位になりたいなど大小様々あり、企業の数だけその課題があり、課題=仕事。
その課題に対する答えが人(広告代理店)それぞれあるので、コンペという形式を取る。クライアントは限られた予算の中でより良いと思う答え(=提案)を選ぶのである。

広告代理店はブームを巻き起こし市場を動かしたり、新たな市場を作ったり、大ヒット商品に!と良い結果がでれば、それは正解なのかもしれない。しかしそこにたどり着くには、予算・スケジュール・社会情勢など様々な障害を乗り越え、二番煎じにならないよう新しいアイデアが常に必要とされるので。またそのアイデアも裏付けがないとなんの説得力もないので、ただ面白いことを考えればよいというわけではない。裏付け(市場背景、データ、コスト試算、ロードマップ)があればあるほどより「正解」ぽくみせる事ができるのである。1個でも良いが10個、100個あるほど有利なんである。

一人一人にコレだ!という答えを出しつつ、チーム内、社外の協力スタッフの意見も取り入れ、チームの共通認識で正解はコレだ!というのをクライアントにぶつける。

プレゼンがAM10時ならAM9時まで訂正を繰り返し、ページ順はコレで良いか?自問自答しまくる。人数分+αの出力を他社より目立つA3で、移動はもちろんタクシー。タクシーの中で製本である。まーとにかく最後の最後まであがき続けるのである。プレゼン負けしてもおこぼれ頂戴と言わんばかりに周辺案件だけでも!とあがきまくりである。

校閲ガール

今最もハマってるドラマ「校閲ガール」の2話で誤植についてのやり取りがありましたが、CMなどの映像案件を扱う広告代理店でも誤植は避けて通れないのである。ウソみたいなことが続発します。そのトラブルを未然に防ぐ能力と発生した時の解決能力がものすごく鍛えられます。ジブンは30万枚のチラシで誤植をしてしまい、全数刷り直したことがある。

誤植したことで得意先に迷惑をかけたことも落ち込んだが、30万枚ものゴミを作り出した事に落ち込みましたわ。両面印刷だからメモ帳にもならず、コート紙なんでちり紙にならず、マジただのゴミ。もったいないことしたわぁぁぁと今でも後悔。

何の話。

どこの代理店も大なり小なり、若手を潰してしまうケースがあると思う。お給料もいいけどそれなりに過酷な世界。元弊社は新入社員が突然来なくなったりするのは夏に風物詩。同期も後輩も時には先輩も突然来なくなったり、うつになったり、自害したり。。。真のブラック企業でした。

もし、広告業界の就職や転職でこのページにたどり着いたという奇特な方がいらっしゃいましたら、分かる範囲で何でも答えますんでお気軽にコメント下さいませ!

とりあえず、「地味にすごい!校閲ガール」が日テレのドラマにしてはすげー面白いんで超オススメです。

Hulu(フールー)でもみれるっぽい。

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